\着物が大好きでお出掛けも大好きな私“あさがお“が時々つぶやきます/
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①『暑い日でも快適にきものが着たい』話
②きものでお出掛けの話『高沢観音とcafeしらぬい』
③薔薇の話
④『一緒につまみ細工を作りませんか?』とお誘いの話
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今日もこのページを覗いてくださりありがとうございます。あさがおです。
『高沢観音とcafeしらぬい』行ってきましたよぉ!幸いお天気に恵まれ、かといったあまり暑くなく、快適に行ってくることができました。可愛い生き物達に会う事も出来、ランチは期待以上に美味しく、素敵なお出掛けとなりました。
1.『暑い日でも快適にきものを着たい』話
最近暑くなりましたね。初夏を通り越して真夏の様な暑さになる日もある程。高沢観音さんに出かけた日も、その前後の日よりは涼しかったものの最高気温は26度と袷のきものを普通に着るには暑い日となりました。なので着物を涼しく着る工夫をして行ってきましたよ。
まずは下着。きものの場合は普通、下着に肌襦袢を着ます。しかし今回は肌襦袢の下にさらに下着をもう1枚きました。ユ◯クロで買ってきたエア◯ズムです。私は夏の暑い期間には必ずコレを着用することにしています。着る枚数が増えるとかえって暑いのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、経験から言わせていただくとたとえ1枚余分でもコレを着た方が絶対に涼しいですね!そして肌襦袢は夏用。一年中きものを楽しみたいなら、絶対に持っていたいアイテムです。
次に、長襦袢は夏用を着ました。といっても時期的にはまだ夏用を着る時期ではありません。なので半襟だけは絽から平織に付け替え、あまり夏っぽく見えないようにします。最近は朝ドラの主人公が身に付けている可愛らしい半襟に感化され、柄物の半襟が気に入っている私は今回は黄色い小花を散らしたものにしました。おかげで気分はアゲアゲ!1日の楽しさも倍増です。半襟の威力ってすごいですね。
そしてきものは単衣にしました。本来なら5月なのでまだ袷の時期ですが、この暑さですから季節の先取りも許されるでしょう。
コレ等の工夫で、普通に袷用の組み合わせとは体感温度が雲泥の差です。きものは好きだけど暑い季節はなかなか着れない、と思われる方にも是非試してみて頂きたいです。
そうして行った高沢観音さん。ココは結構歩くんです。ソレも上り坂!暑くなる心配のある時には持ち物も重要ポイントですね。日傘は必須です。着物に合う素敵な日傘を持つと、暑さを防いでくれると共に、気分を上げてくれますよ。そして扇子。立ち止まった時にちょっと仰ぐ事で汗を抑え涼しくしてくれます。顔や襟元を仰ぐのは勿論、『身八つ口(みやつぐち)』から仰ぎ脇から風を入れる事で身体を直接冷ましてくれます。この扇子の使い方はきものならではの仰ぎ方。是非お試しあれ。洋服では体感できない涼しさです。
2.きものでお出掛けの話『高沢観音とcafeしらぬい』
『高沢観音』は正式名称『大日山日龍峰事』と言うお寺です。岐阜県最古のお寺だそうで「美濃西国三十三観音霊場一番札所」になっています。本尊様は千手観音菩薩。
『高沢観音』で是非拝見したいのは、本堂、本尊の千手観音菩薩、この寺の開祖である両面宿儺の像、国指定重要文化財の多宝塔とそこに安置される大日如来像、源頼朝の墓、頼朝の妻・北条政子を助けた神龍が住んでいたと言う神龍の池、でしょうか?ご開帳日でなければ拝見できない物も有りますが、、、今回私たちが見て来たものについて書いていきますね。
私たちは思っていたよりは涼しいことに喜びながら、おしゃべりを楽しみつつ高沢観音に向かっていました。きれいな河川の脇を走る県道を進んでいると、横を白い鳥が飛びました。白鷺です。「白鷺が飛ぶのに出会うと良いことが起こる」と聞いていたので、きっと今日のお出かけは素敵なものになるだろうと期待はさらに高まります。高沢観音へ行くには県道からさらに山道へ入って行かなくてはなりません。すれ違うのはビクビクするような細い道です。沢へ転落しないよう慎重に進みました。すると、目の前を何か動物が走って行きます。茶色い体、白いお尻、可愛らしい尾っぽが軽やかに跳ねてゆくのが見えます。鹿でした。私たちの車に追いかけられた鹿は道から外れ薮の方へと入り、その姿はすぐに見えなくなりました。でも鹿のいたところまで行ってみると、鹿は少し向こうで立ち止まりこちらを向いて立っていました。まるで私たちを待っていてくれたかのように。可愛く美しい姿にしばらく見入ってしまいました。が、写真を撮ることを思いつき慌ててカメラを取り出そうとすると、鹿はサッ!と身をひるがえし、薮のさらに奥に行ってしまいました。とても素敵な出会いでした。
駐車場まではずっと上り坂です。途中には、車が後ろにひっくり返ってしまうのではないかと思うほどの急斜面もあります。私達はキャーキャー言いながら登っていきました。
駐車場からは徒歩です。日傘をさし、扇子片手にゆっくりと登ります。途中に多宝塔や釣鐘堂が見えます。
多宝塔は北条政子が建立した物で、こんな話が残っています。
その年は干魃がひどく、五穀実らず、鎌倉尼将軍であった北条政子はひどく困っていました。ある夜、政子の夢に神龍が飛来し『日龍峰寺に池あり法華経を書写し供養して彼の池に入れば多雨たちまち降りなん』と言って池に飛入ったのだそうです。目覚めた政子は道運という沙門に命じて法華経十部を写経し、供養して池に入れ祈りを込めると、たちまち霊雨が降り五穀豊穣となったそうです。。。偉い人は自分で写経せずに人にやらせるのですね(´∀`;)
神龍に助けられた政子は謝礼として多宝塔を建立したそうです。この多宝塔は昭和25年に国より重要無形文化財の指定を受け、今もなお鎌倉時代を代表する全国屈指の建造物として知られています。
ここまではずっと登りでしたが、この後少しだけ下って本堂に出ます。
本堂は美濃の清水寺と言われています。造りが京都の清水寺と同じ「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法なのだそうです。木材が格子状に組まれ支え合う事で、建築が困難な崖の上に耐震性の高い構造を作り上げることができるそうです。
「清水の舞台から飛び降りる」と言われるほどの高さがある清水寺。あの造りと同じなのですね。清水寺ほどの高さではありませんでしたが、確かに高かったです。
本堂の裏に回ると源頼朝の分骨を祀ってある墓があります。そしてそのすぐ脇には霊水が湧き出ています。ペットボトルに入れて持ち帰ることもできます。手を洗わせていただきましたがとても冷たく心地よい水でした。
そこからさらに奥にはハイキングコースが続いています。きもので山道を歩くのは難しいのでハイキングコースは断念しましたが、裏の神龍の池までは頑張って歩いて行きました。思ったより小さな池です。澄んだ涼やかな空気が流れていました。
毎月第3日曜日は本尊の縁日でご開帳され千手観音像を拝見することもできるそうです。またこの日には庫裡で手打ちそばも頂けるそうですよ。
さて、お腹の空いた私たちは高沢観音さんに別れを告げランチの場所へと向かいます。3月のブログで紹介したcafeしらぬいさんです。
車に乗り込み10分ほどです。
道からお店に入るには細い橋を通らなくてはなりません。これはこれでなかなかの恐怖です。
事前に夫の車で通ってもらい(夫の車は3ナンバー)そこそこの大きさの車までなら通れる事は確認していましたが、肌で見るのと自分で運転するのは大違い。運転席から見ると私の小さなマーチでも端からはみ出てしまいそうです。
今度もキャーキャー言いながらお店に到着しました。
『パン屋さん』ののぼりがありますが、ランチメニューにはパンは入っていません。麦ご飯と出汁の効いたお吸い物。メインのおかずは鶏の唐揚げにゆず風味の甘酢のかかった油淋鶏。小鉢もたくさん付いています。デザートにはチーズケーキの苺添え。ドリンクはアイスカフェオレを選びました。ボリュームの多いランチでしたが何を食べても美味しく、私は完食してしまいました。コレで1,500円です。内容もコスパも大満足!
勿論お土産にパンも忘れず買いましたよ。
とても楽しい1日でした。次回は皆さんもご一緒に如何ですか?
3.薔薇の話
5月と言えばバラですよね。
きもの処美のりのある可児市は、市の花が薔薇なのですよ!世界最大級のバラ園『ぎふワールド・ローズガーデン』なんてのもあります。6,000品種、20,000株の薔薇が植えられているそうです。
そんな可児市では各家でも薔薇が咲いているお庭がとても多くて、道を歩いているとあちらこちらで素敵なローズガーデンを拝見することが出来ます。私も薔薇は大好きですので、我が家の庭もそんなふうになったら、、、と少しずつ株を増やしています。赤い小さな花をブーケ状に咲かせるツル薔薇(チェビー・チェイスだとおもわれます)、淡いピンクで花弁の縁は濃いピンクの7〜8センチほどの花を咲かせる薔薇(ストロベリーアイスだと思われる)、鉢植えのミニ薔薇などが有りますが、全て頂いた物を挿木で根付かせたものです。
唯一自分で購入した『ピエール・ドゥ・ロンサール』は丈夫で世界で一番人気のある薔薇と言う当時の宣伝文句につられて購入を決めました。
黄色い薔薇が欲しくて、モッコウバラの挿木を数年頑張ってみたのですが、まだ成功していません。モッコウバラは棘がない、病気に強い、成長が早い、一重の花は良い香りがする、そして挿木がし易い、と良い事づくめの薔薇らしいのですが、何故成功しないのか?挿木は六月が最も成功し易いらしいので、今年も来月にはがんばります!
薔薇って朝が1番良い香りがするって知ってました?私は今年初めて知りました。薔薇を楽しむなら朝だそうですよぉ〜。
あるドラマで、記憶喪失となった主人公の女性が、以前は『花は食べられるか否か?』でしか興味がなかった。と言っていましたが、、、薔薇は見て良し、食べて良し、実をお茶にして良しと言う優れものです。薔薇の実をお茶にした物をローズヒップティーと言うのはご存知ですよね?ドックローズと言う品種が適しているそうですが、どのバラの実でもお茶に出来るそうですよ!ビタミンCが非常に多く、美白やシミ防止、肌のコラーゲン生成を促進して弾力性を高めてくれるそうです。またビタミンEやβカロチン、リコピンなども多く抗酸化成分を豊富に含むので、免疫力も高めてくれます。嬉しい事だらけですね!
薔薇は色も豊富で、花言葉も色によって様々。
赤は情熱、愛情、告白。ピンクは感謝。白は素直、麗しい。白とピンクだと励まし。オレンジは信頼、幸多かれ。黄色は愛。グリーンは新たな気持ち。ブルーは奇跡。他にもたくさん。そして、本数によっても意味が違ったりします。
プレゼントするのに華やかで良い花ですが、ちょっと注意が必要かもしれませんね。
赤は還暦の色。60本の赤い薔薇を送るのはいつまでも美しくいて下さい、と言う意味となり良いそうですよ!しかし100本送ってしまうとプロポーズになってしまうそうです。お母さんの還暦には送ってはいけませんね!笑
4.『一緒につまみ細工を作りませんか?』の話
皆様はつまみ細工と言う物をご存知でしょうか?多分、名前は知らなくても見た事はあると思います。髪飾りなどでよく使われています。
私は数年前につまみ細工を知りました。その後娘の成人式の髪飾りを自分で造りたいと思っていました。思う事は大事で思いが出会いを連れてくる、なんてよく聞きますが、本当なんですね!何気なく話していた相手が、つまみ細工の先生の資格をお持ちでした。その場で頼み込み、後日作り方を教えてもらいました。
お陰様で、娘の髪飾りは、拙い物では有りますが自分の手で作ることが出来ました。
その先生が今回、美のりのイベントの為につまみ細工教室を開いて下さる事になりました。(わーい!)ソレも破格で。多分材料費のみ?材料を作る手間賃も入ってないと思います。
と言う事で今回の企画はつまみ細工教室です。
テーマは『着物を着て、自分で作った髪飾りを付けランチに行こう』です。
こんな作品を作る事が出来ます(写真は二つ写っています。作るのは一つです)
髪に飾っても、帯やバッグに飾っても可愛いですね。
是非ぜひ、1人でもお友達と一緒でも、ふるってご参加くださいませ。
*日時 6月10日10時〜
*場所 きもの処美のり店内
*ランチ ものがたり
*参加費 つまみ細工教室 1,000円
ランチ1,500〜2,200円程
*ドレスコード 着物(きものを一人では着れない方は美のりがお手伝いいたします。文末をご確認ください)
*締め切り 6月3日
です。お申し込みはきもの処美のりまでお電話ください。℡0574-62-9248
ぜひご参加くださいませ。お会いできますのを楽しみに致しております。
(ご参加いただくにあたっての注意点等を文末に明記させていただきました。ご一読の上お申し込みください)
最後までお読みくださり ありがとうございました
今後も折に触れて発信していきたいと思っております。時々覗きに来てくだされば嬉しいです。
ではまた! あさがおでした
☆きもの処美のりのイベントにご参加くださる方へ
*最低遂行人数 4名様(人数に満たない場合は中止とさせて頂きます。既にお申し込みの方にはをお電話にてその旨をお伝えいたします)
*最高遂行人数 10名様
*美のりからのサービス
・きものの着付け 無料
・ヘアセット(通常5,500円のところ) 3,300円
・メイク(通常5,500円のところ) 3,300円
・きものレンタル(小紋) 6,600円
*遅刻・キャンセルをなさる場合は、きもの処美のり(0574-62-9248)までご連絡ください(10時~19時)
*当日のイベント中に、他のお客様への個人情報の聞き取り、勧誘はおやめください
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