みのりのある話

みのりのある話

\着物が大好きでお出掛けも大好きな私“あさがお“が時々つぶやきます/

 

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①きものでお出掛けの話 “喫茶zoho”

②きものの話 “絵柄について”

③お花の話 “椿”

④お誘いの話 犬山有楽苑「如庵」

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こんにちは。あさがおです!

先日、多治見にある“喫茶zoho”さんから上の様なお葉書を頂戴致しました。素敵な葉書ですよねぇ!多分、焼き物の絵付け師さんが描かれたのでは無いかと思いますが、こんな素敵な絵がサラサラっと描けたら、幸せでしょうね〜。

素敵な葉書を頂き舞い上がった私は、早速『つばき展』にお邪魔して来ました。今回はそのお話を。。。

① 着物でお出掛けの話 “喫茶zoho”

“喫茶zoho”さんは多治見にある『蔵珍窯』(ぞうほうがま)という窯元のオーナーさんが、古民家を移築して建てられた工房の一角にオープンなさった珈琲とチーズケーキのとても美味しい喫茶店です。珈琲は豆を少しずつ頻回に仕入れているそうで、いつでも煎りたてに近い美味しい珈琲がご馳走になれます。エグ味が無いのでコクがあるのに後味スッキリとしています。

話は逸れ少しますが、世の中には珈琲がお嫌いな方もいらっしゃいますよね?その中には、珈琲を飲むと胃が重く感じるとか、胃痛になるという方もいると思います。その原因となるのが、珈琲豆が酸化した時に出来る物質で、エグ味はその物質の味なのだそうです。なので、zohoさんの珈琲は普段珈琲の嫌いな方も好きになるかも?

チーズケーキは春日井にある『百時(ももとき)』さんのケーキです。色んなフレーバーが有り、毎回違うフレーバーのチーズケーキが楽しめます。

 

そして着物で訪れるのにとっても素敵なところです

上の画像は昨年に着付け教室の方とご一緒させて頂いた時に撮影したモノです。ね!素敵な所でしょう?

今回はつばき展と銘打つ通り、椿が蔵珍釜で作られた花器に生けられ所狭しと並んでおりました。

また、他にも椿柄の焼き物が沢山有りました。

椿とはこんなに色々な描き方があるのかと、感動致しました。

ひとつ残念だったのが、沢山のお客様がいらして、珈琲やケーキを頂く事が出来なかった事です。なので近いうちに是非もう一度行きたいと思っています。

② きものの話 “絵柄について”

せっかくつばき展に行って来たので、椿の柄のお話を。

着物の絵柄では、その月事の花が決まっています。ザッとあげてみましょうか?

1月、、、梅 水仙

2月、、、寒椿 桃

3月、、、桜 こぶし

4月、、、牡丹 木蓮

5月、、、藤 薔薇

6月、、、紫陽花 菖蒲

7月、、、朝顔 撫子

8月、、、萩 桔梗

9月、、、菊 芙蓉

10月、、、山茶花 紅葉

11月、、、椿 柿の実

12月、、、蘭 南天

見ての通り、着物の柄としては椿は11月と2月(寒椿)の花となります。

では、その月以外には椿柄の着物は着てはいけないのでしょうか?

以前あるドラマで、お金持ちの家族に嫁入りするという話の中で桜の絵柄の着物が話題になったシーンがありました。花見の催しなので主人公が桜の絵柄の着物を来て行ったら「絵柄は先取りするもの。桜の時期に桜が満開の絵柄を着てくるなんて、貧乏人は何も知らないのね!」という感じに揶揄されてしまうと言う内容でした。ご覧になった方も多いと思います。このドラマの放映後には、当方の着付け教室のどのクラスでも皆さん話題になさってました。教室の皆様の感想は「ちょっと厳しすぎじゃ無い?」と言うものが大半でした。

私もこのドラマは難癖を付けるためにこの様に言っているのであって、現実ではここまで細かく気にする必要はないと思っています。確かに着物の柄や材質は先取りが良いとされています。しかし、決まり事は目安とすれば良いのであって縛られる必要は無いと思います。日本は南北に長い国です。どの花も、ある所では蕾でも、ある所では満開で、ある所では散り始めていますよね?

某ドーナツ屋さんも、つぼみ、五分咲き、満開、舞い桜と、4種類同時に売り出しているでは無いですか⁈(因みにあのドーナツ、4種類ともとてもおいしいですよぉ!ご賞味あれ〜)

そして椿について言えば、着物の花としても11月と2月となっていますが、実際に咲いている期間もとても長いのです。品種によって10月から4月までと差があります。

なので秋には『椿は着物の世界では11月の花よ」と言って、春には「椿は木編に春と書くでしょう?春の訪れを知らせる花よ」と言って、思い思いにどんどん着ちゃいましょう!

今は3月だけど、蔵珍釜さんの『つばき展』に椿の帯を結んで出かけて行ったらとても素敵だと思うのです♡

③ お花の話 “椿”

勿論、今回は椿のお話です

上に書きましたが、椿は咲いている期間の長い花です。しかし春の花として認識される事が多いですよね?『椿』という漢字に寄るところが大きいでしょう。

某ドラマで俳優の松下洸平さん扮する『椿さん』も暖かい春の様な人柄でした(大好き♡)

しかし園芸の本によると『厚葉木』とか『津葉木』とも書くそうです。葉に厚みがあるとか、艶があると言う所からこの感じが当てられているそうです。(津と言う漢字には滲み出る、湧き出すと言う意味があり、そこから艶があると言う意味として当てられたと考えます)私は椿という漢字が好きですが。

咲いているのは北海道から沖縄まで日本全国で見る事ができます。なので庭木や着物の絵柄、茶花としても人気があるのでしょう。

花言葉は『控えめな優しさ』『気取らない優美さ』『誇り』など。

寒い中でも凛と美しく咲き誇る様子から『忍耐』や『生命力』の象徴とされてきました。花がポトリと落ちるので江戸時代の武士には首が落ちると忌み嫌われた事もありますが、元々椿は縁起の良い花とされており、平安時代には邪気を払う力がある「神聖な木」とされていました。貴族の間では最高の吉祥木として「高貴な花」「聖なる花」と人気が高かったそうです。現在でも椿油を艶出しの為に髪になったりしますが、平安時代の貴族達は、邪気から身を守る為にも髪に塗っていたのでしょう。平安時代の陰陽師 安倍晴明に扮したユースケ・サンタマリアさんが「この邪気を払いたくば、椿の花から取りし油を髪に塗るが良かろう」と言っている姿が思い浮かびませんか?

 

④ 『きものでお出掛け』お誘いの話

“犬山有楽苑と国宝茶室『如庵』”で抹茶のひと時

お出かけの大好きな あさがお から皆様へのお誘いです

犬山市にある有楽苑で抹茶をいただきながら、ゆったりとしたひとときを過ごしませんか?

有楽苑は、犬山城の麓に移築された国宝3大茶室の1つ『如庵』のある日本庭園です。『如安』は織田信長の弟、織田有楽齋が建てたことからこの庭園は楽園と名付けられました。この季節にはうららかな光と風を感じることができ、時間がのんびりと過ぎていく場所です。

ドレスコードは勿論“着物”です

柄や格などは問いません。普段着ている着物。着やすい着物。お気に入りの着物。どんな着物でも良いので、着物を着てお出掛け致しましょう!

着物が1人では着れない!という方は、美のりまでご相談ください。着物のレンタルから着付けサービスまで、皆様の「着物でお出かけしたい!」お気持ちを、スタッフが応援いたします(詳しくは下に!)

日時:4月15日(月)13時〜(2〜3時間ほどを予定しております)

場所: ホテルインディゴ楽園の駐車場(現地集合、現地解散となります)

犬山市犬山五門先1番地    ℡0568-61-4608

参加費:1,800円(入園料:1200円+呈茶料:600円)

参加条件: 着物でお越しください

申し込み:きもの処美のりまでお電話ください(0574-62-9248)

申し込み締め切り:4月8日

最低推薦人数:4名様(人数に満たない場合は中止とさせていただき、既にお申し込みの方にはお電話にてその旨お伝えいたします)

最高遂行人数:10名様

美のりからのサービス

・着物の着付け                 無料

・ヘアセット(通常5500円の所) 3.300円

・メイク(通常5500円の所   )3,300円

・着物(小紋)レンタル     6.600円

参加されるにあたってのお願い

・集合場所までは各自でお越しいただくこととなります。事前に「有楽苑」で検索の上、くれぐれもお気をつけてお越し下さいませ。尚、大変申し訳ありませんが美のりへ道順をお尋ねくださってもお答えしかねる場合がございます。ご了承ください。

・遅刻、急なキャンセルをなさる場合は、美のり(0574-62-9248)までご連絡ください(10時〜19時)

・当日のイベント中に、他のお客様への個人情報の聞き取り、他のイベント等への勧誘はおやめください

 

お会いできるのを楽しみにしております。

 

 

今回は“喫茶zoho”さんのつばき展に感動した為に、長くなってしまいました。

にも関わらず、最後までお読みくださりありがとうございました

今後も折に触れて発信していきたいと思っております。時々除きに来てくだされば嬉しいです。

ではまた!               あさがおでした♫

 

岐阜県可児市・多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市・中津川市・美濃加茂市・関市・各務原市・岐阜市・美濃市・八百津町・川辺町・御嵩町・富加町・七宗町・白川町・坂祝町・愛知県犬山市・扶桑町をはじめとした、岐阜県・愛知県の皆様に、素敵なお着物ライフをご提案させていただいております。

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