みのりのある話

みのりのある話

\着物が大好きでお出掛けも大好きな私“あさがお“が時々つぶやきます/

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①『秋のきもの選び』の話

②『金沢・東茶屋街』の話

③『あさがお』の話

④『着物で犬山城天守閣にチャレンジ』とお誘いの話

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今日もこのページを覗いてくださりありがとうございます。あさがおです。

秋分の日を過ぎても気温は30度を超えて、、、まだまだ暑いですね(汗)

しかしもう9月と言えば夏の薄物から単衣への衣替えをしなければ、と言う時期です

今月はそんなお話から。。。

 

1.『秋のきもの選び』の話

秋分になりました。薄物の季節は終わり単衣の季節となった訳ですが、、、まだまだ暑いですよねぇ

今日も天気予報の最高気温は32度。真夏と変わらないですよね。

そんな日には、やはり着物も少しでも涼しく着たいです。なので最近の私は紗の着物か綿や麻の着物を着る様にしています。

絽の着物は横ラインが目立つので薄物で有る事が遠目からも分かります。でも紗は、濃いめの色の長襦袢を合わせれば、余り透け感もなく着れるので。綿や麻の着物も透け感は無いですし、それでいて涼しく着れます。

長襦袢はもちろん夏用。

襟は可愛い色物の半衿を被せ、

帯は半幅でお太鼓風に。帯揚げはせず、帯締めだけ結んで出かけます。

レースの足袋はやめて、タビックスやストレッチの色物の足袋。

日傘と扇子は忘れずに持ちます。

10月に入れば少しは涼しくなるでしょうか?

もう秋分の日も過ぎましたもんねぇ。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、先日の天気予報では「暑さではなく、酷暑も彼岸まで、と言い直した方が良いでしょうか?」とテレビでニュースキャスターが言ってましたよ(苦笑)

私はいつになったら単衣に変えれるのでしょうか?

そして、その単衣をいつまで着るのでしょうか?袷は11月に入ってからになりそうです(1か月も遅いよ)

そして朝顔(紫式部日記的な、、、下の「あさがお」をおよみください)を名乗る私は、見せられない顔を隠す為、そして時に暑さや時に恥ずかしさの為に暑くなった身体を冷やす為、扇子は年中持ち続けますわよ。

2.『金沢・東茶屋街』の話

先日、突然娘と金沢に行く事になりました。。。

娘の学会発表の為に私は運転手として行ったのですが、せっかくの金沢です。娘が学会に参加している間に私は古都金沢を楽しむ事に致しました(わーい)

金沢城、兼六園、近江市場、加賀友禅会館、、、行きたい所は沢山あります。

しかし、私が1人で自由に楽しめる時間はせいぜい3時間。余り沢山は回れません。

迷った挙句、今回は行ったことの無い所に行く事にしました。

『東茶屋街』

金沢には茶屋街が3つあり、そのうちの一つが東茶屋街です。昔ながらの茶屋街の雰囲気が楽しめ、金沢の老舗が多く集まっているのでお土産も買える。言うことありません。

歩いて行ける所に格安駐車場も見つけました(やったぁ)

お土産を入れるマイバックを持ち、カメラを持ち、日傘と扇子を忘れない様に!

イザ!

浅野川大橋を越えると急に人が多くなります。観光用人力車を引くお兄さんもいます。

川辺をしばらく歩き左に折れると、、、

一歩入るとソコはまるで映画のセットか?江戸時代にタイムスリップしたのか?と思う様な素敵な空間。ワクワクして自然と顔がニヤけてしまいます(アラ!恥ずかしや、、、汗)

どこを見ても、どっちを向いても、ベストシャッターポジション。

暫くはその風景を撮影していましたが、フト気がつくと、其処此処に素敵な和装姿の方々が、、、。

素敵なカップル。あそこは仕事仲間?こちらの方々は女子会?

多くの方々が和装でこの景色に溶け込んでいらっしゃいます。

と、撮りたい!

しかし、勝手に撮るのはどうかと思い我慢します。が、私は我慢強く無い!(偉そうに言うことではありませんね)

どうしても撮りたくなったので、お願いする事にしました。

すると皆さん『良いですよ!』と仰ってくださいます。なんて良い人たちなのでしょう。この街は人を優しくするのでしょうか?

誰一人『ダメ』と言う方は居ませんでした。ブログへのアップも皆さんがOKしてくださいました。

ね?皆さん素敵でしょう?

写した画像を欲しいと言ってくださるのでエアドロップで転送したり、「私のスマホでも撮ってください」とお願いされたり。多くの方々と撮影を通じてこの空間の素敵さを共有する事が出来、楽しいひと時でした。

お土産も、欲しかった物を買う事ができましたよ!以前から私が『金沢と言えばこれ!』と思っていて、今回 東茶屋街で出会えたお土産をご紹介致しましょう。

先ずは、常にお土産ランキングトップの昭和9年創業『中田屋』さんのきんつば。

夫の実家にはコレです。勿論、自分用も買いました!

9月から販売を開始したえんどう豆のきんつば『うぐいす』も有ったので、コレも購入。帰って来たその日にご馳走になりました!間違いない美味しさでした。

次に出会えたのが日本酒の老舗「福光屋」さんの『加賀鳶』スッキリとしたキレのある味わいの辛口だそうです。

秋の夜長にじっくりと味わって呑みたいですね。

更にお酒が続きますが日本酒の後はビールです。わくわく手作りファーム川北さんの金沢百万石BEER

3種類あるのですが、中でも気になるのがコシヒカリエール。ビールと言えば麦。なのにコシヒカリ?麦とお米のマリアージュ?ビールなのに日本酒の味わいも?

私の中には?がいっぱい。是非、飲んでみたくなるでは無いですか⁈

お店を見つけて喜んでいたのですが、重くなるから帰りに買おう!と思っていたら、帰りは時間切れで買えずじまい。残念過ぎますぅ(泣)

最近ではふるさと納税の返礼品にもなっている様なので、そのうちに手に入れたいと思います

そして!女の子なら誰でも好きなんじゃ無い?と思える美味しさの「加賀麩不室屋」さんの『おやつ麩』

ころんと小さな見た目。サクサクの歯応え。バターとメープルの甘くて芳醇な味わい。

どこを取っても気分上げ上げなお菓子です。

友人へのお土産もコレにしました。もちろん自分用も沢山購入。沢山買っても軽いのも良いですね、

そして、佃煮屋さんの胡桃のお菓子。友人へのお土産(くどい様ですが、もちろん自分用も)としてどうしても買いたかった甘味です。

胡桃の殻を形どった最中の皮の中に、甘く煮た胡桃が入っています。

昔お土産でいただいた事があり、忘れられない美味しさでした。お久しぶりに出会えて、嬉しさ倍増です!

他にも、ココ東茶屋街には金箔のお店(金箔を使った小物や化粧品、金箔ソフトクリームなんかもありました)、加賀友禅のお店、九谷焼のお店など、金沢に来たら見たい!と思うモノは何でも有る所でしたよ。

九谷焼の一輪挿しを買いたくなったのですが、残念ながら丁度良い大きさが見つからず諦めました(ショボン)

そんなこんなで楽しい3時間を過ごした私は、娘のところに急がなくてはなりません

走って駐車場に戻ろうとした時、ふと目に入ったわらび餅から目が離せなくなりました

大きなプルプルわらび餅にフワフワの抹茶がまぶされて。。。

時間がないのに、列に並んでしまいました(笑)

食べている時間は流石にないので、倒れない様に保冷バックにそっと入れ、後はひたすら走りましたよ!娘の待つ金沢大学へ

無事に学会発表を終えた娘と2人で、美味しく頂きました

3.『あさがお』の話

今月の花は朝顔です
着物の世界では、朝顔は7月の花とされています。
え?もう9月だよ!と思われますよね。言い訳させていただきますと、我が家の朝顔が今月になってやっと咲いたのです。
俳句の世界では、朝顔の季語は秋だそうですし、私のペンネームとなっている朝顔の事はどうしても1度は取り上げたいので、ちょっと季節外れかもしれませんが今月の花としてお付き合いいただくことをお許しください。

我が家の、やっと咲いた朝顔です
朝顔は種類がとても多く1,600種以上も有ると言われています。
日本には奈良時代に中国から伝わって来ました。当時は薬草として伝わり、種を下剤として使用していたそうです。その頃は勿論、種類も伝わって来た物だけで、青い花が咲くだけだった様です。
その後平安時代には突然変異で白い花が咲く様になった様で、その頃から観賞用の花として愛でられる様になり、金屏風に青と白の朝顔の描かれたものが現在まで残っているそうです。平安文学の代表作の1つ『源氏物語』にも『朝顔の姫君』として朝顔が出て来ます。宮中でも朝顔の花が観賞用として認識されていたと言う事でしょう。
その後、朝顔の種類が爆発的に増えるのは江戸時代です。

俸禄の少ない武士が朝顔の花を育てては売り始め、次第に変わった色、葉の形、花の大きさ、花や葉に模様が入ったものなど、どんどん品種改良された物が出て来ます。

そして、江戸の入谷という所の植木職人も品種改良にチカラを入れ始め、品評会や闘花会が始まり、多くの朝顔が入谷に集まる様になりました。ソレが今の入谷の朝顔市に繋がっているそうです。
花の色は多様で原種の青を始め白、赤、桃、紫、私はみた事がありませんが、茶色や黒い花も江戸時代からあったそうですよ。
どうしても無かったのが黄色い朝顔。青い薔薇と同じく幻の朝顔と言われているそうです。しかし2014年、ついに基礎生物学研究所の星野敦先生方が黄色い朝顔を咲かせる事に成功したそうです。とは言え、一般に流通するのにはもう少し時が必要らしく、私たちにとってはまだ幻の朝顔と言えるでしょう。
最近ではヘブンリーブルーと言う西洋朝顔をグリーンカーテンとして窓辺に栽培するご家庭も多いですよね?西洋朝顔は日本朝顔より花の咲く時期が遅く、8月から10月、中には11月まで咲いているモノもあるそうです。
なので我が家の朝顔も西洋朝顔かと思って調べてみたら、日本朝顔でした
違いは葉っぱ。


西洋朝顔の葉はまあるくハートの様な形をしているものが多く、朝顔の葉特有の白い細かい毛がないそうです。我が家の葉は日本朝顔特有の3枚に分かれた恐竜の足跡の様な形をしており細かい毛がビッシリと生えていました。
話は平安時代に戻りますが、紫式部は自身の日記『紫式部日記』の中でも朝顔と言う言葉を使っているのですが、下の様に使われています
『わが朝顔の思いしらるれば、、、』
この文章、道長とのやりとりの中で出て来ます。
この『朝顔』とは、朝起きたばかりで化粧もしていない見せられない顔の事でして、お花の朝顔とは関係ないのですが私を表すにはドンピシャの言葉でして(汗)
紫式部は扇で顔を隠しながら道長に対応します。まぁ、朝に限らずこの時代の女性達は、公達(男性)に顔を見られないように朝に限らず常に扇で顔を隠していた様ですが、、、
コレにヒントを得た私は、写真を撮る時にお見せできない顔を扇で隠す様になりました(テヘ)

4.『着物で犬山城天守閣にチャレンジ』とお誘いの話

10月のお出掛けは、犬山城の天守閣まで着物で登ってみませんか?

夏の初めにもお誘いいたしましたが、行きたかったのに参加出来なかった方、今度は是非ご参加くださいませ。

戦国時代にタイムスリップして、天守閣からの眺めを満喫すれば、天下はあなたの物?

お城から降りてきたら、美味しいランチを頂きましょう。

*日時:10月21日(水)10時~14時

*集合場所:犬山城駐車場

*ランチの場所『ビストロ猫』

*料金:駐車料金 600円

犬山城入城料 550円

ランチのコース 1,800円~

*ドレスコード  着物(きものを一人では着れない方は美のりがお手伝いいたします。文末をご確認ください)

*締め切り  10月14日

 

お申し込みはきもの処美のりまでお電話ください。℡0574-62-9248

ぜひ是非ご参加くださいませ。お会いできますのを楽しみに致しております。

(ご参加いただくにあたっての注意点等を文末に明記させていただきました。ご一読の上お申し込みください)

 

最後までお読みくださり ありがとうございました

今後も折に触れて発信していきたいと思っております。時々覗きに来てくだされば嬉しいです

ではまた!            あさがおでした

 

☆きもの処美のりのイベントにご参加くださる方へ

*最低遂行人数 4名様(人数に満たない場合は中止とさせて頂きます。既にお申し込みの方にはをお電話にてその旨をお伝えいたします)

*最高遂行人数 10名様

*美のりからのサービス

・きものの着付け            無料

・ヘアセット(通常5,500円のところ)   3,300円

・メイク(通常5,500円のところ)     3,300円

・きものレンタル(小紋)         6,600円

・浴衣レンタル              3,300円

*遅刻・キャンセルをなさる場合は、きもの処美のり(0574-62-9248)までご連絡ください(10時~19時)

*当日のイベント中に、他のお客様への個人情報の聞き取り、勧誘はおやめください

 

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