1. 髪型の選び方

丸顔の方は、髪型を工夫することで顔を引き締め、バランスを取ることができます。

振袖に合わせた髪型は和装全体の印象を大きく左右するため、以下のポイントに気を付けましょう。

 

アップスタイルで縦のラインを強調

丸顔の方には、顔の縦のラインを強調するアップスタイルがよく似合います。

髪を高い位置でまとめることで、顔がスッキリ見え、小顔効果が期待できます。

トップにボリュームを持たせると、顔の丸みが目立ちにくくなります。

 

サイドの髪で輪郭をカバー

丸顔を柔らかくカバーするためには、顔周りに少し髪を残すのも効果的です。

軽くカールをつけてサイドに流すことで、顔の輪郭をナチュラルに隠すことができ、優雅で柔らかい印象を与えます。

 

ハーフアップでバランス良く

ハーフアップは、顔の丸みを程よくカバーしつつ、女性らしい柔らかな印象をキープできます。

サイドにボリュームを持たせると丸顔が強調されるため、トップをふんわりさせるのがポイントです。

 

2. 振袖の柄選び

振袖の柄選びも、顔の形や体型に合わせて工夫するとバランスがよくなります。丸顔の方には、以下のような柄が特におすすめです。

 

縦のラインを意識した柄

縦に流れるデザインやストライプ模様が入った振袖は、視覚的に縦のラインを強調し、顔がシャープに見える効果があります。

全体的にスリムな印象を与え、丸顔とのバランスが取れます。

 

大きすぎない柄

あまり大きな柄は顔の丸みを際立たせてしまうため、中程度の柄や細かい柄を選ぶと良いでしょう。

特に、花柄や伝統的な和柄を上品に取り入れることで、フェミニンで洗練された雰囲気が出せます。

 

シンプルな色使い

あまりに派手な色や多色使いの振袖は、顔の形が目立ちやすくなることがあります。

ベースカラーが落ち着いた色であれば、顔周りがスッキリ見えます。

淡いピンクやパステルカラーなど、柔らかい色合いを取り入れるのもおすすめです。

 

3. 小物使いでメリハリを

振袖のスタイリングに欠かせないのが帯や髪飾り、そしてバッグなどの小物です。

小物の選び方で全体の印象が大きく変わるため、顔型に合わせたコーディネートを心がけましょう。

 

帯の結び方で縦のラインを強調

帯の結び方も、縦のラインを意識して工夫すると良いです。

帯を少し高めに結び、上半身をスッキリ見せることで、顔の丸みが引き締まった印象になります。

立て矢結びや文庫結びなど、背中に高さを出す結び方が似合います。

 

髪飾りは縦のラインを意識

大きな髪飾りを横に広げると、顔の丸みが強調されてしまいます。

逆に、縦のラインを意識した細長いデザインや、トップに近い位置に付ける飾りを選ぶことで、スッキリとした印象を演出できます。リボンや簪（かんざし）をバランス良く取り入れてみましょう。

 

小さめのバッグで全体のバランスを取る

小物が大きすぎると、全体的に重たい印象になってしまいます。

小さめのバッグやアクセサリーで、顔周りがスッキリとした印象になるように工夫しましょう。

 

4. メイクでさらに引き締め

振袖に合わせたメイクも、丸顔をカバーしつつ全体のバランスを整える大切なポイントです。

 

シェーディングで顔の輪郭を強調

顔の丸みを抑えるために、シェーディングを使って輪郭を引き締めます。

フェイスラインに軽くシェーディングを入れることで、顔が立体的に見え、シャープな印象に。

 

眉毛はアーチ型で引き締め効果

丸顔の方には、少しアーチを描いた眉毛が似合います。アーチ型の眉は顔全体にバランスを与え、目元を引き立てます。

直線的な眉毛よりも、自然なカーブを持たせることで柔らかさを保ちつつ引き締まった印象に。

 

リップとチークは控えめに

リップとチークの色をあまり強調しすぎないことで、全体の印象がスッキリとします。

淡いピンクやヌードカラーを使うと、自然な華やかさが生まれ、顔の丸みが目立ちにくくなります。

また、チークは頬骨に沿って斜め上に引き上げるように入れることで、シャープな輪郭になるのでおすすめですよ。

 

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